そして誰がいなくなるのか？

絵画とか骨董品を売ったりする裏で人間や臓器を売ったりする人。 上記以外でも頼まれて人を殺したり頼まれなくても人を殺したりする。 インドとかシンガポールとかアメリカとかカナダを行ったり来たり。 現代で捕まってない殺人鬼…となると、コネがあったりビジネスパートナーがいたりするんかな？と思っています。 基本SNSで取引を行うため、裏ルートで繋がっている人間も顔は見たことがない。 噂だと赤いレインコートを着てるとか、そもそも顔がないとか。性別は不明。 自殺したい/金がない/家がない/難民など、何かと訳ありの人間に接触（SNSやマッチングアプリなど）して殺害/誘拐するパターンが多い。 たまに政治家が殺害されたり、いじめっ子のガキが誘拐されてニュースになるのもこいつの仕業とかそうじゃないとか。 犯行の際に相手の口を裂き、メッセージや脅迫状には笑顔の絵文字を多用するため、インターネット上では「XD」と呼ばれる。 特徴的な犯行かつ世に憚る憎まれっ子を標的にすることもあり、勝手に犯人へ共感したり擁護したりで殺人を模倣する人間もちらほら。 数年前にはXDと名乗る相手からDMで犯罪を促すような指示が届き、それに従うゲームが中学生の間で流行ったりした（通称：XDキャンペーン）。 ほか、偽名がEmanon/Argleton/My.ME/Jeff/G/Tsu/yotsuba/Selemanなど。 本名不明。出自も不明。U.N.オーエンとやりとりしてる名前はMy.ME（ミミ）なのでそれでお願いします。 人殺しの動悸も特に真面目なことを考えているわけではない。全部ジョーク（好奇心）なので。 かといって衝動で人を殺したりすることもそんなにない。別に譲れない性癖や拘りがあるわけでもない。 が、人が死ぬ瞬間を感じるのは好き。 肉体から魂が抜け落ちるのを観察するのが好き。 そこにあったものが無くなるような喪失感が好き。 死から逃れようと足掻く人間の激烈な感情を一身に浴びたい。 燻っていた火種が爆発するのを見るのも好き。 秩序に囚われず混沌が広がっていく景色を眺めるのが好き。 政治家やら社会的に地位のある人間だったりを趣味で殺したりするのはそれが理由。 と言ってもどこまでが彼の仕業か、あるいは模倣犯の仕業か、それとも彼自身さえXDの模倣犯なのかは誰にもわからない。