年表
※随時更新中
ザラスシュトラ家について
イングランド貴族。100年前から機関の創立に関わったり土地やら金やら遺産やらで貴族の権威を奮っていた。ただ、シンが生まれるまでアルカナの血筋なんてものもなかったので、貴族ではあるもののアウグストゥス家やマリス家に比べて年々規模が小さくなっていったんじゃないかな…。あんまり目立たずパッとしない。
誕生(0歳〜)
ザラスシュトラ家当主と娼婦の子として生まれる。
異母兄弟ではあるが顔のよく似た同い年の兄がいた。
しかしザラスシュトラ家は私生児であるシンの存在を認めず、母親ごと縁を切られることになる。
そうして生まれてからは貧しい日々を過ごし、母親からは「お前はあのザラスシュストラ家当主の子」「私たちを捨てたあの男を恨んで生きろ」などと言い聞かされて育つ。
能力の片鱗(6歳)
6歳のころ、実の父に会いに行こうとザラシュストラ家の様子を見に行ったことがあった。
そこには綺麗な身なりをした自分によく似た男児がいた。対面した子供が自分の兄だと理解したシンは、生活の違いや様子を見て、初めて抑えきれない妬みや憎しみを覚える。
この時、初めてシンがアルカナの片鱗(POW吸収)を発現する。
目の前にいた兄や、騒ぎを聞きつけてやってきた世話係がPOW吸収により突然倒れたことに困惑しながら、どうすることもできずにその場から立ち去る。
後継者(6歳)
後日、騒ぎを聞いた当主が秘密裏(貴族なのでアルカナに関する資料とか手に入れたりできないかなと都合よく解釈してる)に調べた結果、シンにアルカナ適正があると確信。
私生児に適正があると公表するのを避けた父親は、兄の成り替わりとして生きるようシンを家に連れ戻す。
後継者は実子の長男である風潮(あの時代にどこまで差別があったは知らんが)だったのもある。原初のアルカナを輩出した前例もない貴族だったため、今後の地位のことも考えて原初のアルカナを後継者にさせたかった。
実母を殺して(シンは知らない)連れてきたかも。
ザラシュストラ家での生活(6歳〜)
継母や父親からの扱いは酷く、ただ兄の成り代わりとして、後継者として勉学に励み、貴族の生活を叩き込まれる日々を過ごす。もともとPOWが低く身体も丈夫でなかった兄もPOW吸収の影響で精神面にも弱っていった。
精神分析が高いのは自分がPOWを奪った兄に対しての償いでもあったかも。よく面倒見てた。
お前の所為とか、どうして自分は歩いて外にも出られないんだ、とか言われてそう。 普段は兄も大人しくて優しい子だと思う。
学校生活(12歳〜)
12歳になってからは学校へ行くものの、そこでもあまり良い目では見られてなかった。
クラスメイトに無愛想だったり…貴族生まれは努力しなくても学校行って上手いもん食って入隊できるから良いよな!とか虐められてたけどその頃は兄への償いと自分の人生を諦観してたのもあって我慢してた。
以前兄に出会ってる人間から見ると性格が変わったなどと思われているかも。
そんなシンの唯一の友達がヨルとヘルの母犬であるアングルだった。
アングルは元々兄が飼っていた犬ではあったが、アングルだけは二人に分け隔てなく懐いてくれていた。
誕生日(18歳)
寝たきりになって数年経った兄の誕生日に、父から
「後継になるための学は施した」
「これからはお前が私の息子として生きるために、まずは全てを終わらせてきなさい」
「後継として、あの子の人生を奪った責任として」
と言いつけられる。
十分な教養を身につけたのち、18歳で適正公表、アルカナ入隊する予定だった。
いつかこうなるはずだったと思いながら、指示通りに兄の部屋へ向かうと
そこにはアングルを拳銃で撃ち殺した兄の姿があった。
「僕が憎いなら僕を殺せ」
「同情も償いもいらない」
「僕もお前も、それしかないんだから」
友を殺された怒りを抑えきれず、あの時のように兄へ掴みかかれば、そう告げられる。
憎い。すべてが憎い。
父も母も兄も神も世界も運命も、自分を虐げる、全てが憎い。
ここで、二度目のアルカナを使用することとなる。
ザラシュストラ家への復讐(18歳)
憎悪によって暴走したアルカナの力は屋敷にいた全員のPOWを奪う。
精神力を吸い取られ、亡者のように成り果てた父親と継母を自分の手で撃ち殺し、そうして家に火をつけた。
屋敷を出る際、アングルの犬小屋から二匹の子犬を見つけ、その二匹(後のヨルとヘル)を連れて逃走することとなる。
この時使った銃を持ち去って今でも使ってる。
その後(18歳〜)
シン(兄)の存在は事実上秘匿されていたため、貴族を恨んだ人間または強盗が屋敷の人間を殺害して燃やした事件として扱われることになる。
アルカナ上層部では月の仕業なのではないかという憶測が流れ始めるものの、焼失した家から明確な証拠が見つからず、関わっていたごく少数の人間(家庭教師など)も元から父に口止めされていたり自分の命が狙われるのを恐れてか、シンの名前が上がることはなかった。
与えられていたものはシンと兄で全て共有していたので生活品も一人分しか見つからなかった。(それでも違和感があったかもしれないけど決定打にはならない感じ…)
自分を虐げてきた人間へ復讐するための機会を伺いながら、シンはヨルとヘルと共に逃亡生活を始める。
4年後(22歳)
巷で事件が忘れ去られた4年後、没落したザラシュストラ家に関わった人間が再び殺害される事件が勃発する。未だに犯人の消息が掴めなかったアルカナは現地調査へ向かい、そこでなんやかんやあって気付かれて捕まって揉める。ここらへんはまだちゃんと考えてないので、追々…。
先代世界、先代世界補佐、ルキウス 、リオが捕獲しに来てくれたらしい。
入隊後(22歳〜)
月の先代がいなかったのもあり入隊と共に月隊発足、そのまま隊長に任命される。年々増えてっていつの間にか200人いたイメージ。ここらへんもまだちゃんと考えてないので追々。
月の座が長年空席だったのもあって、事件に関しては機関や魔道士側も目を瞑ってる部分がありそうな気がする。世間には公表してないかも。でも噂にはなると思う。